自分らしくあそぶ

保護者や地域の会社から頂いたリユース素材を使って製作活動を行っています。製作の時間などの決まった時間で行うのではなく、リユース素材コーナーから自由に日々の生活の体験を元に様々なものを再現して遊んでいます。リユース素材をつかった遊びから、おばけプロジェクトやリメイクプロジェクトなど、長期間に渡って複数の子ども達が協同して作り上げるプロジェクトが生まれています。保育者が思いもつかないような独自の作品をつくり、いつもわたしたちを驚かせてくれています。

おままごと遊びは、子供たちが何かになりきり、身の回りの場面を模倣する遊びの代表例です。この遊びを通じて、コミュニケーション力、記憶力、想像力、創造力など様々な力が育まれ、日常生活のルールを自然に学んでいます。例えば、棒を剣に見立てるなど物事をイメージできるようになると、言葉の発達も促進されます。

子供たちは成長するにつれて、お店の看板、値札、お金など文字や数字へ自然と興味を持つようになります。私たち保育者は、このような遊びを通して子どもが様々な力を獲得することを理解し、子どものやりたいを大切に、もっと発展するには何が必要かを考えていきます。